福岡伝統のお祭り「博多祇園山笠」を楽しもう!

 博多祇園山笠は、毎年開催される福岡を代表する伝統的なお祭りです。その歴史は約770年以上にもなり、国の重要無形文化財とユネスコの無形文化遺産にも登録されている福岡が誇るアツいお祭りなんです。

開催期間と場所

 博多祇園山笠(以下、山笠)は、通常7月1日から15日までの約2週間にわたって行われます。1日から9日までの間はいわゆる「静の期間」で、この期間は豪華な飾り付けの「飾り山笠」が博多の14地区に設置され見学することができます。これらを見物しながら博多の街を散策するのがオススメです!

「飾り山」設置場所(“山笠ナビ”さんのマップより)

 10日以降はいわゆる「動の期間」で、この期間は博多の男たちが「おいさ!おいさ!」という掛け声とともに、山笠を担いで街を駆けめぐる様子を見ることができます。この時に男たちが担ぐ山笠は「舁(か)き山笠」といわれています。

飾り山笠(博多駅前)
舁(か)き山笠(千代流)
飾り山笠(新天町)

最大の盛り上がり

 山笠で最大の盛り上がりをみせるのが最後のフィナーレ、15日の朝5時からはじまる「追い山」です。博多の7地区の「舁(か)き山笠」が櫛田神社にあつまり、一番山笠を先頭に七番山笠までが整列します。そして一番山笠から順番に、5分おきにスタートしてタイムを競います。約5kmのルートを、目的地めざして男たちが山笠を担いで駆けぬけます!「おいさ!おいさ!」という大きな掛け声と山笠が迫力満点!一気に博多の街が活気付くのがわかります。

舁(か)き山笠(土居流)
飾り山笠(中洲流)
舁(か)き山笠(大黒流)

祭りを楽しむポイント

 山笠を楽しむためには、おすすめの観覧スポットを知ることが重要です。通り沿いやパレードのコース周辺には、山笠を間近で見ることができるスポットがあります。「櫛田神社周辺」が、一番人気の観覧スポットですが、とてもこみ合うので早めに到着しておきましょう。また、高台や橋の上からの眺めもおすすめです。事前に地図を確認し、最適な場所を選んで楽しみましょう!

 さらに、山笠の楽しみの一つは美味しい食べ物と屋台のグルメです!山笠は福岡の中心部で行われるため、お祭りを楽しみつつ博多の名物や地元の特産品を楽しむことができます。ラーメンやもつ鍋、屋台飯など、多彩なメニューがありますので、食べ歩きを楽しんでみてください。また、山笠期間限定の特別な料理も見逃せません♪

福岡土産に最適。博多祇園山笠グッズ。

 博多祇園山笠を楽しんだ後はお土産に山笠グッズはいかがでしょうか。川端通商店街には山笠グッズなどを販売しているお土産屋さんがたくさんあります。川端通商店街は博多でもっとも歴史がある商店街で、食べ歩きやお土産探しにもぴったりのスポットです。

 また、現在期間限定で博多駅前の飾り山のところにも山笠グッズを取り扱う臨時のお店がオープンしています。こちらもぜひチェックしてみてください♪

博多駅前の飾り山の傍らで山笠グッズが販売されている
去年は、飾り山の近くで山笠のうちわが無料で配られていました。

最後に

 博多祇園山笠は、博多の夏を彩る伝統的な祭りであり、その美しい山笠と迫力あるパフォーマンスで多くの人々を魅了しています。福岡市民にとって山笠は特別な存在です。

 開催期間中にはぜひ福岡に来ていただき、山笠の迫力と祭りの熱気を体感してほしいです。きっと素敵な思い出になりますよ!

山笠スタイルのかわいい猫ちゃんに遭遇しました(笑)

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