志賀島のサザエ丼 元横綱の曙も愛した中西食堂

 おいしい海鮮を食べたい気分だったので、彼女さんと一緒に志賀島(しかのしま)までドライブに行き、有名な「中西食堂」さんを訪れました。

志賀島の紹介

 志賀島は、福岡市内から車で約30分の場所にある島で、「海の中道」を通じて陸続きになっているため、ドライブやサイクリングにも最適な場所です。島全体が自然に囲まれており、静かな雰囲気と美しい景色が魅力です。

 志賀島には広いビーチや、山の中腹には志賀海(しかうみ)神社もありそこからは海の対岸に福岡市の綺麗な街並みも見えて、気持ちの良い絶景を楽しむことができます。

Shikanoshima aerial shoot
志賀島および海の中道(手前)
引用元:ブルーノ・プラス, CC BY 4.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で

サザエ丼の中西食堂

 中西食堂は、島の新鮮なサザエを手頃な価格で味わえることで知られています。特に名物は「サザエ丼」と「曙丼」。サザエ丼は、サザエ、海老、ワカメがとろりと卵でとじられた贅沢な丼で、一口食べれば磯の香りと魚介の風味が口いっぱいに広がります。曙丼は、サザエの量が通常のサザエ丼の2.5倍で、ボリューム満点。私が訪れた際には曙丼が売り切れていたため、サザエ丼とサザエの壺焼きを注文しました。

福岡のローカル番組、ももち浜ストア(TNC)でも紹介された人気の食堂。
引用元:テレビ西日本(TNC)公式Webサイトより
サザエ丼(1000円)
卵がとろけてごはんに絡み、絶品の味に
サザエの壺焼き(300円)
店内の様子
有名人のサインがたくさん。愛されているお店だとわかる。

曙丼の由来

 曙丼の名前の由来は、相撲で活躍した曙太郎さんにあります。曙太郎さんは、ハワイ州オアフ島出身で、横綱までのぼりつめた人気の力士でした。曙さんは中西食堂の常連客であり、特別に作られた大盛りサザエ丼が好評で、本人に許可をもらった上で「曙丼」という名前になりました。

曙さんが訪れた際の写真が飾られている
曙さんを讃えるシャツ

曙太郎さんへの追悼

 残念ながら、曙太郎さんは2024年4月に54歳で亡くなりました。

 彼の訃報により、多くのファンに衝撃と悲しみが広がりました。私は30代に入ってから相撲の魅力に気づきテレビ中継を見るようになりましたが、現役時の曙さんは強いのはもちろんのこと、チャーミングで優しい性格も彼の人気の秘密だったと思います。

 店内には、曙さんが訪れた際の写真やグッズがたくさん展示されているので、それらを見ながら曙さんをしのぶことができます。

志賀島サイクリング

 志賀島は自然豊かな環境が広がる島であり、サイクリングに最適な場所です。中西食堂のすぐ近くには、シカシマサイクルというおしゃれなレンタサイクルのお店があります。車で志賀島まで訪れて、中西食堂で腹をみたしたらシカシマサイクルで自転車を借りて志賀島をサイクリングするのもおすすめです。

 志賀島の山の自然を楽しむコースや、海岸沿いをのんびりと走るコースなど、自然を満喫しながら心地よい風を感じるサイクリングをお楽しみください。

中西食堂の場所は?

店名中西食堂
アクセス車の場合:福岡市内から車で約30分。駐車場有。
船の場合:福岡市営渡船「志賀島渡船場」より徒歩3分
営業時間11:00~17:00
TEL092-603-6546
定休日火曜(祝日の場合は営業)
食事形式店内飲食 → 〇
テイクアウト → ×
デリバリー →×

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