福岡最古の喫茶店へ!『カフェ ブラジレイロ』の歴史と魅力を徹底レポート

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博多区店屋町の街角にひっそりと佇む老舗喫茶店「カフェ ブラジレイロ」。昭和9年(1934年)創業、現存する福岡最古の喫茶店として知られています。店名の「ブラジレイロ」とは、ポルトガル語で「ブラジル男性」という意味だそうです。
カフェ ブラジレイロの歴史と店内の雰囲気
「カフェ ブラジレイロ」は、元々ブラジル・サンパウロ州のコーヒー局が日本にブラジルコーヒーを広めるために開業したという、非常にユニークな背景を持っています。
店内は一階と二階に分かれ、クラシックな雰囲気に包まれています。二階へは螺旋階段で上がるスタイル。洋風の可愛らしい照明、壁に飾られた絵画、昔の店舗写真など、細部にわたるレトロな装飾が印象的です。流れるクラシック音楽も相まって、時間がゆっくり流れているかのような心地よさを感じました。
“ブラジルサンパウロ州のコーヒー局がブラジルコーヒーを宣伝する目的で 昭和9年4月に福岡・東中洲河畔にモダンな白亜の珈琲店を開きました。 先代オーナーの中村安衛が取締役支配人として赴任したのが博多のブラジレイロの始まりです。 現在では福岡最古のカフェとして、また自家焙煎コーヒーと手造り洋食の味わえる店として 永い間福博の皆様に愛され続けています。”
カフェ ブラジレイロ 公式HPより



自家焙煎コーヒーと絶品の洋食メニュー
この日はランチタイムに訪問。人気のミンチカツレツを目指しましたが、なんと売り切れ!どうやら予約ができるとのことで、次回はぜひ予約してから挑戦したいところです。
代わりにオムレツライス(レギュラーサイズ)を注文。野菜がたっぷり入り、ふんわりボリューム感のあるオムレツに包まれたごはん。これがまた絶妙なバランスで、とても上品な味わいでした。
ランチには嬉しいサラダとコーヒーもセット。コーヒーはもちろん自家焙煎で、深いコクと香りに癒されます。サラダも新鮮でみずみずしく、こだわりを感じました!





お店の人の温かさも魅力
ホールを仕切る女性スタッフの柔らかな対応も印象的で、居心地の良さをさらに引き立てています。昭和の喫茶文化がそのまま息づくこの空間で、ゆっくりと過ごす時間はまさに贅沢そのもの。

店舗情報とアクセス
店名 | カフェ ブラジレイロ |
アクセス | 福岡市営地下鉄箱崎線 呉服町駅より徒歩2分 |
営業時間 | 10:00~19:00(オーダーストップ18:30) |
TEL | 092-271-0021 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
食事形式 | 店内飲食 → 〇 コーヒー販売 → 〇 フードデリバリー →× |
支払い方法は現金のみ。駐輪場はなし。ただし、店前に道の邪魔にならないように自転車をしっかり寄せて停めることは可能。
まとめ
福岡でレトロな喫茶文化を味わいたいなら「カフェ ブラジレイロ」は外せません。自家焙煎コーヒーと手作りの洋食、そして昭和モダンな空気に包まれたひととき。ぜひ一度訪れてみてください!